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合格者の声

 

第27回認定コンプライアンス・オフィサー試験または第14回認定コンプライアンス・アドバイザーに合格し、認定を受けられた皆様よりお寄せいただいた「合格者の声」をご紹介します。過去の「合格者の声」「勉強法アドバイス」については、2ページ目以降をご参照ください。

 

義若 研二 様
株式会社ニッピ
業務監査室 担当部長

 

■取得を目指したきっかけ
2017年4月より業務監査部門に異動になったことをきっかけに、コーポレート・ガバナンスや内部統制について考える機会が増え、あわせて自社のコンプライアンスについての取組が時代の要請対比圧倒的に遅れているのを実感していたところに、認定試験の存在を知ったことがきっかけとなりました。

 銀行で30年勤務し、コンプライアンスについてはいやと言うほどすり込まれ、DNAの一部になってしまった感がありましたが、一般企業にお世話になってみて、上場企業といえどもほとんど組織的な取組がなされていない現実に接するとともに、いかにコンプライアンスを定着させるかを考えるのにあたって、改めて自分のコンプライアンスについての知識や考え方を棚卸しようと思ったのが最終的な動機です。  

 

■業務に役立っている点
認定試験向けの勉強を通じて、狭義の法令順守や企業倫理にとどまることなく、コーポレート・ガバナンスや内部統制にも触れ、現在従事している内部監査ならびにその企画業務について、理論的背景を系統立てて学ぶことができた意義は大きいと思います。
また大学(経済学部)在学中から“法律”について触れる機会があまりなく、銀行員として最低限の法律知識は持っていたものの、どちらかというと逃げて通ってきた面が否めず、改めて法律の基礎を学んでみて、今までもやもやしていた部分がすっきり整理できたのが最大の収穫ではないでしょうか。

 昨年後半から、社内プロジェクトでオリジナルの契約書類の制定を任されることになり、認定試験の勉強を即業務に活かすことができました。

 

■学習の進め方
当初は一科目ずつ攻略していくつもりだったのですが、つい三科目同時受験を申し込んでしまい、7月の試験に向けて2ヶ月前あたりから慌ててテキストを読み始め、とりあえず一読した後は、問題集に取り組みつつ理解がいまひとつの内容はテキストに戻って、という地道な学習を続けました。
実はPart1はこれまでの経験からすると、さほど苦労することはないだろうと思い、どちらかと言えば問題集重視、Part2については、4月からの部署でさんざん専門書を読み漁ったのでこれも問題なし。
勝負はPart3だと、7月の試験直前一か月を法務面の学習に特化して行い、本番に臨んだところ、結果は意外にもPart2のみが不合格となり、再度12月の試験に臨むことになりました。
12月の試験対策は、一か月前あたりからもう一度テキストを読み返し、問題集を読み込むことで対応しましたが、並行して「内部監査士」の認定講習会を受講していたこともプラスに働いたと思います。(逆に余計な知識が頭に残ってしまい、試験の際は正直な話かなり迷うことになってしまいました。)
振り返ってみると、Part1・3は地道にテキストと問題集をこなせば、企業勤務の経験のある方であれば、それほど苦労せず知識を習得することができ、常識的に考えれば判断できる内容だと思いますが、Part2については、COSOのフレームワークやガバナンス・プロセスなどなかなか馴染みにくい面もあるかもしれません。
Part2に関しては、コーポレート・ガバナンスにしても内部統制にしても、世間で今最も旬な話題なので、普段新聞などで報道される企業の実態を生きた材料として、「これを機に学ぼう」と思って地道に取り組むしかないかもしれません。
取り留めのない体験談になってしまいましたが、認定試験の勉強を経ることで、自社の現状を見つめなおす貴重な機会になりますので、決して無駄にはならないと思います。

みなさまの御検討をお祈りしております。