合格者の声

 
第19回認定コンプライアンス・オフィサー試験または第6回認定コンプライアンス・アドバイザーに合格し、認定を受けられた皆様よりお寄せいただいた「合格者の声」をご紹介します。

 

會澤 加寿夫 様
MSD株式会社
コンプライアンス部門

 合格発表日の12月25日10時、コンプライアンス推進機構のHPを恐る恐る開けて、受験番号を見つけた時は、本当にうれしい瞬間でした。
 初回はコンプライアンス・オフィサー試験のPart1だけを受験し、1回でクリアしましたが、2回目はPart2とPart3を一度に受験して、あえなく両方とも不合格でした。3回目はPart2のみを受験し、そしてクリアし、4回目の今回は最後のPart3の受験でした。
 今回のPart3の試験では、解答時間がぎりぎりになって、おまけに試験後は間違った箇所ばかりが思い返されて、正直言って合格する自信はありませんでした。それだけに、合格を確認した瞬間は最高の気分でした。


 実は、受験申し込みをした後に、2014年3月末で会社を早期退職することになり、自身の気持ちとしては今回の受験がラストチャンスという思いでした。このため、今まで以上に集中して取り組みました。

 勉強方法は、先ず「入門テキスト」を読み、概要を把握しました。次に「基本テキスト」を読み、詳細な知識の吸収につとめました。そして「公式問題集」で習得状況を確認し、弱い部分は「基本テキスト」で再学習しました。また、記述問題は、何度も紙に書いて、学生時代のようなやり方で覚えました。
 テキストの中では、特に「入門テキスト」が概要を理解するのに大変役立ちました。コンプライアンス・オフィサーを受験される人にも是非「入門テキスト」での学習をお勧めします。


 また、私は59歳ですので、覚えることより忘れることの方が多くなっています。それでも合格できたのは、一緒に受験した友人との励まし合いがあったからだと思っています。一人でチャレンジしていたら、4回の試験ですべてを合格できたかどうか、途中でギブアップしなかったかどうか、自信はありません。


 コンプライアンス・オフィサーの資格を取得しましたが、会社を退職することになりました。それでも折角資格を取りましたので、今後この資格を活かせるような、コンプライアンス関連の仕事に就きたいと思っています。コンプライアンスの重要性を一人でも多くの方に理解していただくことができれば、受験の苦労も報われるのではないかと思っています。

 私にとって、この学習を通じてコンプライアンスを系統だてて理解できたことが最大の収穫でした。この資格を取るための学習は大変有意義でしたので、是非他の方にも薦めたいと思います。また、コンプライアンス・オフィサーの資格試験がいっそう認知され、より多くの方がチャレンジされることを願っています。

矢口 誠 様 朝日工業株式会社 取締役海外事業戦略部長

 

  1. 還暦受験
     受験の直接的なきっかけは、勤務先の会社が認定コンプライアンス・オフィサー、認定コンプライアンス・アドバイザー試験を推奨していて、特に役員就任を機にどちらかを受験せねばならないような雰囲気になっていたことです。今回の試験日12月1日の直後に60歳の誕生日を控え、老化しつつある脳細胞への刺激として、絶好の挑戦機会でもありました。受験を決めたのは、試験日1ヶ月半前でした。


  2. 職業人の総決算として
     若い頃は、事業部門での仕事が多く、管理・経営とは縁遠かったのですが、年を経るにつれ、管理・経営的な仕事が多くなってきました。当然のごとく、会社・組織へのコンプライアンスの浸透はもとより、コーポレート・ガバナンスや企業倫理を意識しての仕事も増えてきました。断片的ながら、3科目に関する知識を身につけざるをえない環境にありました。今回の受験勉強をとおして、これを少し体系化してみたいと考えたことも受験のきっかけです。
     また、受験勉強をとおして、特に企業法務の面では、自分の知らなかった新しい知識も習得できました。学生時代には憲法、民法、刑法等の一般法については、ひととおりの講義は聞いていましたが、直接ビジネスに関る法律は、独禁法、労働法、消費者関連法といった特別法が多いようです。短時間の学習ながら、これらに関する知識やその習得方法を身につけられたことは、残り僅かな職業生活とその後の市民生活にも役立つように感じています。
    実際、受験勉強で学んだテーマに関連する議案が2つも最近の社内会議に上程されました。細部の法律論は専門家に任せるわけですが、受験3科目に共通する理念である正義・公平・倫理への思いは絶やしたくありません。


  3. 1ヶ月半毎日やった
     還暦受験を思い立ったのが、10月中旬。それから1ヶ月半、少なくとも毎日1時間は基本テキスト、もしくは公式問題集にあたりました。場所は、通勤時や出張時の車中、休日の自宅居間等々でした。
     学習方法は、はじめに公式問題集をやり、不正解の問題には付箋を付し、その後テキストを読んだ後、不正解だった付箋問題を再度やるというものでした。それでも不正解の場合は、付箋を残し、再々トライしました。非常にオーソドックスな勉強方法と思います。
     記述式問題については、知識の整理が求められるので、少なくとも公式問題集にある記述式問題は完全にマスターしました。さらに、出題可能性が高いと思われるテーマを予想し、集中的に学びました。所謂“山勘”です。