合格者の声

 

第22回認定コンプライアンス・オフィサー試験または第9回認定コンプライアンス・アドバイザーに合格し、認定を受けられた皆様よりお寄せいただいた「合格者の声」をご紹介します。過去の「合格者の声」「勉強法アドバイス」については、2ページ目以降をご参照ください。

 

小林 正一 様
株式会社ミクシィ・リクルートメント
監査役

 

■資格取得を目指したきっかけ
日本監査役協会に所属していた先輩監査役から本資格の取得を勧められたことがきっかけであり、「月刊監査役」で本資格制度を知り、資格取得に挑戦してみようと思いました。
既に前職(株式会社損害保険ジャパン)のときにコンプライアンス関連資格は、金融コンプライアンスオフィサー1級およびシニアコンプライアンスオフィサーを取得していましたが、
最近のコンプライアンス関連知識をブラッシュアップさせる意味でも受験することにしました。

 

■学習した内容が業務にどのように役立っているか
現在、監査役の職務を9年間ほど続けており、企業法務、コーポレート・ガバナンス、内部統制といった知識はもとより法改正された最近の内容などの知識も必要となります。今回の学習は、監査役として、基本的なコンプライアンス知識を活用した実務に非常に役に立っています。例えば、会社法、独占禁止法、景品表示法、不正競争防止法などは日経新聞法務欄などを読む際にも学習した知識が活用できると感じています。
現在、日本監査役協会監査実務部会の内部統制をテーマとする分科会に参加していますが、こうした知識を監査役としての実務に活用することができています。

 

■学習の進め方
学習スタンスとしては、70点以上の合格を目指す効率的な学習を目標としました。
学習方法としては、1カ月前ほどから基本テキストで全体を把握し、公式問題集を3回ほど繰り返し学習することにより、Part1「企業経営と企業倫理」、Part2「コーポレート・ガバナンスと内部統制」は1回で合格できました。
Part3「企業法務・コンプライアンスの基礎」は対象分野が広いためか、手を広げすぎて記述式問題でうまくいかなかったためか、2回目の受験で合格となりました。
学習方法として効果的だと思ったのは、コンプライアンス推進機構が開催する直前集中レビューコースの講義資料が充実していましたので、記述式問題などの出題のポイントや背景が理解・把握できたので、これを繰り返し学習することにより、効率的に学習できました。試験直前は、これをふまえた公式問題集と基本テキストで全体を振り返り試験に臨みました。
さらに記述式問題対策として、日経新聞月曜の法務欄を毎週読んで、法改正の知識習得や法務関連の最近のトピックスを把握し、リーガルマインドを磨くように努力しました。

 

 

立川 正人 様 MYKアドバイザリー株式会社 取締役CFO
     (受験時:デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 ヴァイスプレジデント

 

■資格取得を目指したきっかけ
公認会計士/公認不正検査士/公認情報システム監査人として業務を行う中で、法務を含むコンプライアンス全般に関する知識を整理する必要があると考えていたところ、ある会合にて認定コンプライアンス・オフィサーの存在を知りました。当該資格の分野は、内部統制報告制度の導入や内部統制の整備運用評価業務を通じて得た知見や、不正調査等の業務において必要な、あるべきコンプライアンスの姿を整理するために適していると考え、取得を志しました。

 

■学習した内容が業務にどのように役立っているか
業務上、適切なアドバイスを行うためには、各々の組織の現状や置かれている環境等を必死に勉強することは当然の前提ですが、「あるべき姿」を念頭に置くことも同様に重要ですので、資格試験の際にそれを体系的に勉強したことは、広く業務にも役立っています。
一方で、私は経営者でもありますので、コンプライアンス・オフィサーの視点から自らの組織をチェックすることができるという面でも、有意義な試験であったと感じています。

 

■学習の進め方
学習は、各分野の中でも最も専門分野から遠い企業法務分野を中心に過去問題を解き、わからない部分についてテキスト等で確認する方法で行いました。結果的に、効率的な学習ができ、また、弱点の確認と知識の整理にも役立ったのではないかと考えています。

 

最後に、この有意義な試験に今後とも多くの方が合格され、企業内外でご活躍されることを通じて、コンプライアンス・オフィサー及びコンプライアンス・アドバイザー資格とその意義が、ますます多くの企業に認知されることを期待しております。



 

山口 真二郎 様
山口特許事務所(東京都中央区八丁堀)
コンサルタント部 弁理士

 

■資格取得を目指したきっかけ
キャリアアップのための資格を探すために閲覧していた資格関連のHPにて、本資格の存在を初めて知った。

 

弁理士である私は日頃から次のような問題意識を有していた。

 

@企業犯罪の典型例たる、特許権侵害、営業秘密の不正取得などはまさに知的財産権法の問題である。したがって、知的財産権法の専門家たる弁理士として、これら企業犯罪の背景と、抑止力としてのコンプライアンス経営について理解を深める必要がある。

 

A知的財産権は独占排他権としての強力な効力を有している。そのため、権利行使にあたっては、健全で公正な競争状態を害さぬよう、独占禁止法との調整を常に考慮に入れる必要がある。したがって、これら知的財産権と独占禁止法の「交差」の問題について、より深く理解する必要がある。

 

B弁理士は広義のコンサルタントとして、お客様企業の経営に関与する機会が多い。したがって、企業の経営を取り巻く企業法務や企業倫理について常に情報を更新し知識を補強しておく必要がある。

 

コンプライアンス推進機構のHPに掲載されていた本資格の学習カリキュラムは、これらの要請に応えて余りある内容であった。以上より本資格の受験を決意した。

 

■学習した内容が業務にどのように役立っているか
本資格受験に係る学習において、上述した3つの要請は十分に満たされたと考える。 企業倫理の背景を知ることで、企業倫理に係るお客様からの相談への回答に説得力が増したと感じている。
また、具体的事例を踏まえた学習を積んだことで、当初想定していた知識の補強・更新という効果とは別に、コンプライアンスの経営判断に対するバランス感覚とでもいうべき「センス」が身に付いたことを実感している。今後このセンスをお客様からの相談に生かせる機会を楽しみにしている。

 

■学習の進め方
学習を始めたのは試験の5カ月ほど前である。 学習時間として平日の就業前1時間程度と週末の数時間を確保した。
学習方法は、「基本テキスト」の精読を中心とし、知識に厚みを持たせる必要を感じた項目について、主にインターネット上から関連する情報や事例を抽出して知識の補強を図るようにした。
また、広範な試験範囲の中で「木を見て森を見ぬ」状況に陥らぬよう、定期的に基本テキストの目次の頁に立ち返り、カリキュラム全体の中での現在学習している項目の位置づけについて確認するようにした。
学習の後半からは知識の詰め込みだけでなく、記述・論述中心の「考える」学習に重点を置いた。そのために実際の事例を読み込み、特にその背景にある論理の流れに目を向けるようにした。
本試験では、「Part1 企業経営と企業倫理」の設問、特に記述問題が難しく感じたが、結果としては無事に全科目を合格することができた。