合格者の声

 

第28回認定コンプライアンス・オフィサー試験または第15回認定コンプライアンス・アドバイザーに合格し、認定を受けられた皆様よりお寄せいただいた「合格者の声」をご紹介します。過去の「合格者の声」「勉強法アドバイス」については、2ページ目以降をご参照ください。

 

松村 善之 様
株式会社農協観光
コンプライアンス室 室長

 

■資格取得を目指したきっかけ
企業の社会的責任や不祥事による社会への影響など、コンプライアンスに対する社会の関心が高まる中、社内に新設した「コンプライアンス室」を担当することになったのがきっかけでした。
それまで担当してきた内部監査部門では、「倫理・法令・経営」を「外側から客観的」に捉える視点で仕事をしてきましたが、コンプライアンス部門では逆に、「内側から主観的」な立ち位置に変わる上、「社会や顧客との関係」に配慮して、「社内に」働きかけを行うといった、より高い倫理感と専門知識が要求される、所謂「倫理・法務に関するプロ」としての知見が伴わないと、「信頼に足り得る」職責は果たせないと痛感したことも動機でした。
以前、日本監査役協会の「月刊監査役」誌を見て当機構の「コンプライアンス・アドバイザーおよびコンプライアンス・オフィサー認定資格」の存在を知っていたため、WEBサイトの記事を辿り「試験ガイダンス」に参加してみたのが第一歩でした。

コンプライアンス・オフィサー資格は、実務法務に加え、「倫理規範や企業理念」も重視している点で現実的かつ本質的な認定制度であると感じたことや、当該WEBサイトに掲載されている「資格推奨企業・団体名」、「受験者の所属企業」、「合格者の声」を見て、様々な業種・企業の方や、弁護士・司法書士・弁理士・企業経営者など幅広い立場の方々が受験している資格であったことにも挑戦意欲を掻き立てられました。

 

■学習した内容が業務にどのように役立っているのか
習得した知識と勉強した経験は「コンプライアンス経営のロードマップの策定と実践」、「倫理・法務研修の設計と講義」、「コンプライアンスに関する意識と実態調査ならびに分析や改善提案」など様々な啓発活動に際する自信と業務上の判断根拠となっています。

 

■学習の進め方
Part1「企業経営と企業倫理」とPart2「コーポレートガバナンスと内部統制」は、CIA取得を目指して学んだ、ERMや内部統制のCOSOモデル、コーポレートガバナンス、経営論の知識が多少アドバンテージになったと思いますが、基本的にはテキストと問題集を通勤時や休日に反復学習しました。
(1回目はチェックポイントを中心に通読、2回目は間違った設問を中心に再読、3回目は記述問題への対応として、テキストや問題集、関連参考書からキーワードを抽出して大き目の単語帳に転記)
ただし、「コンプライアンスを推進する視点」と「倫理的な視点」がないと、単に法律知識を暗記しただけでは合格には至らないと思います。
特に、Part3は民法・会社法・行政法から消費者・事業者・労働に関する特別法まで広範囲にわたるため、公式テキストや問題集の反復学習に加え、「直前集中レビュー」を受講することは、体系と出題傾向を整理する上で有効かつ効率的な勉強になると思います。